のっち

フェミニズムの結果ののっちのレビュー・感想・評価

フェミニズムの結果(1906年製作の映画)
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どっちも見てないけど『モン・パリ』とか『軽い男じょないのよ』が思い浮かぶ題材。

男女逆転の世界で、女性が男性に迫る姿はまさに下品。メロドラマみたいなロマンチックさはなく、現実はこうだぞお前らと突きつけているよう。さらにラストの展開は、男性が女性を押しのける姿は、虐げられた女性の一揆とも取れるし、男性はこうやって暴力的だと苦言を呈してるようにも見える。

演出としても、若い男性を女性が襲うという反復、女性優位の象徴として現れる室内が二度出てくることによるわかりやすいラストは、映画としても見やすく面白い。
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