コロナ禍でリモート制作されたマイケル・ベイ制作作品。
キャストは1人芝居。
リモート撮影をバトンし編集制作されている。
アクションシーンも迫力があり、そんな手法を用いたようには微塵も感じられず素晴らしい演技だった。
2024年致死率56%のウィルス。
世界はゴーストタウン化し自由が制限される。
もし愛した人が感染し、この先会える見込みさえなくなってしまったら?
スマートフォン越しの恋愛。
なんだか規制が緩む前のあの時期を更に極端にしたようなリモートの出会いと付き合い方。
抗体を持っている者とそうでない者。
凄まじい管理社会と差別とも言える隔離キャンプ。
実際にこんな世界になってしまったら、この登場人物達のような生活を国が保証していたら破綻してしまうだろうし、もっと過酷な状況と人々が冷静さを持つことがかなり厳しいサバイバルのようになってしまうのかもしれない。
この作品は恐怖を描いたパンデミック映画よりラブストーリーを期待して鑑賞する事がオススメ。
触れる事も直接向かい合って話す事も出来ない。
でもそこには確かな愛があり、だからこその素敵な言葉がある。
人が人を思う事。
簡単には出来ない恋愛だからこその美しさがあった。
公開前なのでネタバレしないようにこの辺で
~~~~上映前トーク~~~~
ライター稲垣貴俊さん登壇
わずか17日で制作された作品。
コロナ禍でどうしてもマイケル・ベイが今作らなければ!と急いで制作した。
必要最低限、40人でリモート制作。
ロサンゼルスの街並みは本当のコロナ禍の映像を使用。
抜き差しならない2020年、コロナ禍の空気から豪華なキャストでエンタメ化した。
演技力を楽しんで欲しい。
10月7日一般公開です