ラーチャえだまめ

ソングバードのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

ソングバード(2020年製作の映画)
3.0
『結果この世は免疫者しか勝たん』


【ソングバード】!!!ハリウッドが生んだ破壊兵器マイケル・ベイ制作の“いつものパンデミック終末系”SFホラーですかー?なーんて思ったら今なお続く新型コロナウイルスがまだ出現したばかりのUSAを舞台に、コロナに対して今よりも具体的な感染対策のルールブックもないワクチンもないわで“未知のウイルス”過ぎて世間が恐怖にさらされていた、そんなちょうどど真ん中時代“2020”の“外出制限”下の中で撮影が強行されたらしい??


ふーん“コロナ下で撮影された”映画と言えばキャットウーマンとモルドがロックダウン中に強盗に入るその名も「ロックダウン」や同じくロックダウン中に気晴らしにズームやったらなんか呪われた「ズーム」ゼンデイヤ×ジョン・デヴィット・ワシントンの「マルコム&マリー」なんていい映画もありましたね〜。みんなコロナ禍だからって「映画を潰すな!」とばかりにフィルムメイカーたちが“「今」だからこそ撮れる映画”をとアッセンブルしたわけですが、当然そんな危険なウイルスが蔓延してる最中でバイオハザードばりの「ウイルスホラー」を撮ったらどう(世間からバッシングを受ける)なるんだろう、そらりゃ一度は思いついたかもしれません。


しかし「それではあまりに芸(ひねり)がない」皆コロナ禍でも「娯楽」という名の映画を見て楽しみたいわけですよ。「映画を見てコロナを連想させるなんて最悪じゃあないですか?」だからパンデミックという世界観は流用しても、コロナとかウイルスとか、そういったワードを極力控えたりウイルスの恐怖をネタにした内容を控えたり、そこだけは皆ナイーブに扱ってきたわけですよ。ただ本作は違います。




「コロナ禍でコロナの恐怖を煽る映画」を撮ってしまった模様



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