ラーチャえだまめ

オーメン:ザ・ファーストのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)
3.5
『70年代でファーストはビギニングでもローマではない「テキサス」の方でした。』




どーもどーも双子座のラーチャえだまめです。本日はそんな6月生まれの皆さんへ縁もゆかりも無いと信じたい


【オーメン ザ・ファースト】!!!!オーメン!!??出た出たロト6でも不吉だとかないとかマージーカールバナナー♫「666」と言ったら……のあのぉ!?そもそも「666」とは新約聖書“ヨハネの黙示録”に記述された怪物を表す“獣の数字”で別名“悪魔の数字”とも言われる超絶不吉なナンバー!?それに目をつけた20世紀フォックスが“6月6日午前6時”生まれの人にはありがた迷惑でしかない“666”のつく日に「悪魔の子」を爆誕させてしまった


ゴイゴイスぅー!!!……じゃなくて「ダミアン」!!??…はいこの名前も使用禁止になりましたよね!?そんな「スーパーマン」「リーサルウェポン」のドッカンバッカンアクションとはあまりに毛色が違う名匠リチャード・ドナー監督×グレゴリー・ペック主演により76年に公開された「エクソシスト」「サスペリア」に次ぐ“70年代悪魔ホラー映画の金字塔”「オーメン」……それが突如この2024年のニュージェネ(言い方が古い)時代に?わざわざ76年の名作の墓を48年ぶりに掘り返すようなことを…?掘り返したとて山犬しかな……


48年ぶりの新作は可もなく不可もなく、恐怖の演出に関しては特段新しいことにチャレンジするようなことはせずに非常に安定志向で、それゆえ過激さを求める客層にはウケが悪いかもしれない。ただシリーズものであっても“48年”という長い時間の中で生まれたオリジナルを“知らない世代”でも?


“とりあえずキリスト教がまたなんか「やらかした」らしい”


くらいの認識で充分楽しむことが出来る映画となっている(まぁそこが“前日譚”映画の良いところ)ばかりか、オリジナルのファンの方にとっても、「ローグ・ワン」のラストのようにグレゴリー・ペックにダミアンが渡される6分6秒6……前まで描かれるという!?本作のラストがオリジナルのアタマにそのまま直結する、宣伝通り忌々しい“最凶の息子ダミアンの知られざる爆誕秘話”がしっかりと描かれております!!



↓ブログにもあげました(ネタバレなし&ネタバレ・考察)↓https://www.edamame-movie.com
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