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フィールズ・グッド・マンのhi1oakiのレビュー・感想・評価

フィールズ・グッド・マン(2020年製作の映画)
3.7
自分が描いた絵が自分とは違う思想の象徴となり、ナチスの鉤十字と同等の存在として“公式に”認定されてしまう。悲劇でしかない。
拉致され汚されてしまった自らの一部をなんとか浄化しようとする様は、洗脳された友を救おうと試みる事に近い。そんなドキュメンタリー。

議会を占拠したトランプ支持者の中にマーベルコミックの“アンチヒーロー”であるパニッシャーのドクロマークを掲げている人がいるのを見た時に感じた違和感。掲げたモノの本質を無視した使い方に対する嫌悪感。

ミーム的に改変され利用されるという意味では、日本でも安倍元首相が星野源の“うちで踊ろう”に便乗した時や菅現首相が“全集中”に乗っかった時を考えると決して対岸の火事ではない。


ちょっと思うところもあるので、コメント欄にネタバレとして書きます。
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