理事長

ブラック・ビューティーの理事長のレビュー・感想・評価

ブラック・ビューティー(2020年製作の映画)
3.6
✒️あらすじ
商人に捕らえられた野生の黒馬“ブラック・ビューティー”は、家族と引き離され、バートウィック厩舎にやってくる。そこでブラック・ビューティーが出会ったのは、親を亡くした少女ジョー・グリーンだった。ブラック・ビューティーとジョーは互いに信頼を寄せるが、周囲の無理解から引き裂かれてしまう。しかし彼らは、ある約束を交わしていた...


✒️感想
家族と引き離された野生の黒馬と親を亡くした少女が、さまざまな困難に遭いながらも約束と希望をよりどころに乗り越えていく物語なんですが、凄く深かった。

物語は非常にシンプルかつ美しいです。
そしてマッケンジー・フォイの美しさ。
なんか独特の美しさだよねこの人。
エマ・ワトソンとかアン・ハサウェイのような綺麗さとは少し違うし、キーラ・ナイトレイとかナタリーポートマンのようなクールとも少し違う。
なんなんだろう。凄く目を奪われるような色気のある女優さん。
これから注目ですね🥸

本作は馬の立場から見た世界を馬の心情をナレーションするという形式を使ってて、19世紀(1877)にベストセラーとなった原作も、その形式で書かれたらしいです。
1877年の頃の文学なので、当時としてはめちゃくちゃ新鮮だったんじゃないかな🤔
まぁ、馬視点とはいえ、人間視点で馬の心情を表情や仕草から読み取ってるものではありますが😅
これは動物の心情をナレーションする系の映画全てに言えることでもありますね🤠
それでも言語化してくれることで、想像しやすかったりするので必要要素とも言えるかもしれません🤠

さて、本作は馬と人間の物語なんですが、メインは間違いなく「馬」です。
馬の力強さや、美しさが凄く伝わってきました。

個人的に馬との接点は小学生の時に仙台の方へ母と遊びに行く機会があり、そこで乗馬体験をしたぐらいです。
本作を鑑賞して、その乗馬体験を思い出したし、今思うと、確かに力強かったなと。

「あの頃に戻りたい」🥲


✒️作品情報
『ブラック・ビューティー』は、19世紀に発表されたアンナ・シュウエルによる児童文学の設定を現代に置き換え、美しい馬と少女の絆を描いた、2020年のヒューマンドラマ。
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