このレビューはネタバレを含みます
想像の数億倍めっちゃ気の利いたアクションエンタメ映画だった。
カリカチュアされた「世界の見たいニッポン」感が嫌いじゃない。きゃりーぱみゅぱみゅ的なキッチュでポップでケバケバしいJAPANイメージが今作のフィクショナルな世界観にハマっていてよかった。
ジョン・ウィックを撮ったデヴィッド・リーチ（と撮影監督のジョナサン・セラ）っぽいクールな画面とアクションが随所に見られて満足度が高い。京都に富士山は無いとか東京~京都間10時間はかかりすぎとか座席買い占めたって言ったって自由席があるのでは？とか細かいところには目をつぶれる。
欲を言えばもっとクレイジーな過激バイオレンスが見たかったなあというのはあるが、楽しいアクション映画でありながら乗り物パニック映画的な方向にも展開があって、そつない伏線の回収があり、私はめっちゃ楽しみました。最後に新幹線が京都の町に突っ込んでくのとか、結構迫力あった。
THE BOYSでキミコやっていた福原かれんが出てて私は嬉しかったです！
