Tsurim

ブレット・トレインのTsurimのレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
3.7
日本の新幹線が舞台のドタバタアクション。原作は伊坂幸太郎氏『マリアビートル』(私は未読)。ものすごくタランティーノ作品っぽいなと観てて思ったら原作者がタラちゃんを意識した小説らしいです。

個性的な登場人物たち、回想シーンの挿入、一見関係のないウンチク長台詞、とんでも日本描写、きつめのゴア描写と、クセの強い展開が続きますが絵は面白く、タランティーノ調の娯楽作を求めてる方にはとても合うと思います。

海外作品恒例のとんでも日本描写については、日本での撮影が厳しいっていうのが一番の理由だと思っているので、『撮影のため、通行規制』という理由が受け入れられないならば改善されることはないでしょう。目くじら立てず半笑いで見ることを推奨します。

タランティーノ作目が好みでない方は拒否反応が出るかもしれないですね。私は年に数日タラちゃんが恋しくなります。
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