元の素材が良く役者も素晴らしいので、シーンとしてはグッと来る部分も有ったが、チグハグな構成とチープな絵作りで作品としては全く評価出来ない。
故人じゃあるまいし、特殊メイクのたけしのアップからはじまるセンスは理解出来ない。
たけし視点に絞れば良いのに、中途半端に師匠視点が入ってくるのはなんだろう⁈
キラーワードにしたい言葉を劇中に何度も連呼するので、だんだんアザとさしか目に付かなって来る。
ラストの演出と、最後に師匠とたけしで一緒に言う一言は薄ら寒い。
TVに初めて出るシーンと、売れた後師匠に会いに行くシーンは唯一良かったが、個人的にはホント残念な作品だった。