浅草のストリップ劇場フランス座の座長、深見のもとで雑用をやっているたけしは、いつか舞台に立つことを夢見ていた。
素質を見込まれたたけしは、タップダンスやコントを深見から学ぶが、落ち目の劇場に居続けることに疑問を感じ始める。
かつてフランス座にいたきよしとコンビを組んだたけしは、深見と決別し、テレビを主戦場に漫才で名を上げていく。
以下ネタバレあり
芸を仕込んでくれた師匠への恩返しを事あるごとにしていたたけしだが、深見は火の不始末で他界してしまう。
漫才には芸がないと軽蔑していた深見だが、フランス座を出てから、弟子のたけしを守るために奔走していたことを知ったたけし。
たけしのなかで、深見の魂は生き続けているというお話。
▼ボケとツッコミの応酬=愛の応酬