あやかしゃん

浅草キッドのあやかしゃんのネタバレレビュー・内容・結末

浅草キッド(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

現代のたけしのときは年齢もあるからしょうがないんだろうけど、そこまで特殊メイクしないほうがいいんじゃないかな…。気が散る…。
満30歳の私は若いころのたけしを知らないが、柳楽優弥の佇まいや癖にハッキリとたけしが見えて入り込む。すごい。
大泉洋が相変わらず絶妙で、どうやっても大泉洋なのにどうやっても最高。
門脇麦のダンスも綺麗だったな…。
芸人あるあるの師弟論なのか、脚本が引っ張られているのか、『火花』と構造が似ているのでなんとなくもったいなく感じる。
まるでミュージカルのようにタップやストリップの音楽で話が進むシーンがあるのは個人的にはテンポが良くて好きだったけど、ちょっと軽いかも…?
あとあと「8ビートや6ビートみたいに」「2人だからツービート」と音楽に繋がったけれど、それならその後から音楽の演出のほうが良かったんじゃないかなあ…と余計に思ってしまった。
全体的に好きだったのに全体的に何か言いたくなってしまうのよな。
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