すずす

偽りの隣人 ある諜報員の告白のすずすのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1985年、金大中が大統領選に向け海外から帰国するも、現政権により自宅軟禁された事件をモデルに描いた、コメディ調のエンタメ映画。

以下は概略。

海外から帰国した、改革派のイウィシク大統領候補が保守派の政権の命令で軟禁される。
その隣の家で、大統領候補の家の会話を盗聴する事になった男のドラマ。
数日をすごす中、家に入って来た子供に機材をみられり、盗聴役の部下が候補の娘に恋をしたり、留守中にこっそり侵入している時に家政婦が帰って来たりのドタバタ劇。
しかし、娘の殺害などを経て、盗聴役は立場を変えていく------

金大中事件は1973年で、事実に基ずくではなく創作されたエンタメ映画。
やや喜劇色が濃く、事実と遠く政治色は薄いのが残念ですが、笑える箇所も多々あり、よく出来たエンタメ。
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