あの噂のデビルマンがついに映画館で観れる嬉しさね。ありがとうですよ。いやほんと。
でこの作品だけど、まず展開の早さにビビる。もう次々に次のネタ、次のネタ。見ているこっちは最低限デビルマン知っているのが前提ねって感じですよ。
そしてシレーヌの悲しさに胸ズキューンですよ。シレーヌはデビルマンと闘っていてもいつも寂しそうなの。だってもう勝てないって解っているような感じじゃない。それでも「闘う」しかないところに胸ズキューンですよ。ああこれは僕らの世界と同じなんです。そう、僕らは「勝てない」ことがわかっているの。それでも「しなければいけない」ことがあるんだ。そしてその僕らの気持ちを代弁するのがシレーヌなんじゃないかしらんと思ったらもうシレーヌの闘いに涙止らないんですよ、。デビルマンの映画なのになぜか応援するのはシレーヌというこの逆転にバクバクするのは俺だけじゃないはずだぜ。
ちなみに美樹ちゃんも全裸、さらにはシレーヌはいつもオッパイぼよよんとデビルマンは童貞の心を掴むのが上手い。そういえば僕もデビルマンを幼少期に見て「こんなの見ていいのかしら」と思ったものだ。そうだ、50代から60代にかけてのこのマンガはヰタ・セクスアリスなんですよ。きっとそうだ、絶対そうだ(ついでに網走一家と花兵バズーカがあれば完璧である)。ありがとう永井豪先生、ありがとうデビルマン。
※あの実写デビルマンとは全く違うので安心めされい。というかなぜあのポンコツ映画を永井先生は赦したんだ。
※OVA作品だけどほんと展開が速い。これマッドハウスが作ったんだと勝手に思っていたがクレジットを見て違うことが発覚。だって似ているんだもーん。