日が暮れそうでなかなか暮れず、昼でも夜でもないビトウィーンな状態が「くれなずむ」なのであれば、この映画はまさにこの言葉の通りである。
割と早い段階で核心についてのネタバレがあって、その後は楽しいんだか悲しいんだか何やらよくわからないエピソード祭り。成田凌を中心とする主要キャラクターは数多く存在していて、なおかつ一人ひとりのキャラはかなり立っているほうだと思うのだけど、皆口々に「成田がいない」と嘆くばかりで、あんまりそれぞれの人物像が見えてこなかったなぁというのが個人的に残念。
あらがっても仕方ない。日は暮れるのだ。夜を受け入れよ。その夜はいつか朝を迎えるだろう。 ということだ。それが答えだ!!
知らんけど