まよなかのいぬごやレースのめしいらずのネタバレレビュー・内容・結末

年老いた飼い犬と、お腹を空かせた野良猫が、賞品目当てに真夜中に開催される犬小屋レースに参戦。過去作品から拝借した台詞がいくつかあったが、飽くまで思いつきとしか感じられず、その一つ事を以ってしても作り手の作品への思いのなさが伝わってくる。冒頭で示された方向性に収斂されていくのかと思いきやそうとはならず。犬小屋レースのデッドヒートを描くのかと思いきやそうもならず。結局何を見せたかったのだろう。まるで片手間に思いつきで作られたような印象。不快にさせられるわけじゃないけれど心底つまらないとは思う。