このレビューはネタバレを含みます
伝記ものの感じは薄くて、過剰な演出や説明がないのが心地いい。人生の断片を本棚から引き抜いて、たまたまそこを読んでいるような感覚。もちろんヒューマンドラマとしてきれいに脚色はされているだろうけれど。
ムーミンというキャラクターが有名すぎるが故に、日本の関連施設に行ってもトーベ・ヤンソンの人生についてはほとんど書かれてなくて(フレスコ画描いてる写真は見たことあったので、イメージと繋がった)、ほとんど何も知らなかったということに気づいた!愛に生きた人だったんだな。
ヴィヴィカ役の方の魔性っぽい雰囲気よかったな〜。キャスティングお見事。