お前は誰だ？
僕は誰ですか？
出会ってしまった漫画家・山城と殺人犯・両角。それは二人の共作の始まりだった。
漫画を模倣した猟奇殺人が描かれていて、血溜まりと血飛沫まみれの映画ですが、怖いだけじゃなく面白くて大満足の映画でした。
途中、実は両角なんて存在してなくて山城が二重人格なのではと思うほど、2人が共鳴し交じり合っているようでした。
そして菅田将暉が霞むくらいの豪華キャスト。
今まであまり見たことなくて知らなかったんですが、小栗旬って上手いんですね！
中村獅童もさすがの存在感でした。
スパイダーマンのカッコで犬の散歩してる人とは思えませんね。
本作ではなんといってもFukase。
バンドの人ってピンだと区別がつかなくて、最初はゲスの人かと思っていました。
キョトキョトした感じや顔の圧の無さが、悪人面の犯人より怖さ倍増で良かった。
首コキコキするとこ、異様で怖かったです。
でも、帰宅してポツリと「ただいま」って言うの、キュンとしました。
あと、存じ上げない俳優さんでしたが、あの方もかなりの狂気でした。
こういう映画を見た後、演じた俳優さんを検索して役柄と全然違う表情を見ると安心します。
菅田将暉と高畑充希を見てると食べ物のCMを思い出してしまうんですよね。
持ち帰りのチキンの匂いは電車内で迷惑かけるので、ドーナツ買って帰りました。
7ヶ月ぶりの映画館。観に行けて大満足です。
