実行犯、描く人、読者、結局は皆が殺人を楽しんでいるのではないか?
刺激が欲しくてその製作物を享受する側ですらも、実はそんな悲惨な物語を楽しんでいるのではないか?
そんな問題提起があるように思いました。
無論、フィクションだから楽しんで見ていたり、書いていたり、するんですが😅
そこまで考えてしまうと思考のドツボにハマります😅
伝えたいこと、テーマは
受け取りました。
私は誰だ?
誰として扱っている?
これって本当に大きな問題で
本作では、漫画家先生が仮託した
キャラクターこそが連続殺人鬼だったと。
つまり、漫画家先生自身も楽しんでいる。
また自分自身の心の一部と犯人を重ね合わせている。
だから、最初は黙ったし、本気で殺そうとしたし、自身は誰かと苦悩した…。
裏にある問題は根深いなと。
役者さんについて書きますと…。
まず、菅田将暉くんはいつも良い演技をしますねえ。若干のサイコ感や情緒の不安定さなどを演技する時はマジ、鳥肌ものです。素晴らしい。
鎌倉殿では源義経もなかなかなサイコでしたが(関係ない🤣)
刑事役の小栗旬くん。良い刑事さんで頼れる感じが出ていました。本当にうまいなと感激しましたね。
鎌倉殿ではお馴染み。主役。(だから関係なry)
刑事役のもう1人。
中村獅童さんもいい味を出していました。
梶原殿ー(だからry)
そして何よりサイコで超やべえ殺人鬼。
Fukaseさん。
怪演ですよ、マジで素晴らしい。120点。
ヤバさしかないんですから。
天才ですか、あなたは!
久々に素晴らしいと心のそこから手放しで賞賛したくなる演技を見せていただきました。
マジ怖い。これは怖い。
それだけで得点0.5は上がりますよ。
総括すると、
テーマ性も悪くは無い。
しかし、役者さんを差し引くと…。
ちょっと物足りなさを感じてしまった
というのが本音なので…。
具体的に何が足りなかったか、、、
なんでしょうなぁ。
説明についての不足はなかったし
後は単純に内容の問題か?🤔
おそらく
4人家族を信仰していた村かな。
これについては
もう少し膨らましてくれても…
よかったんじゃないかなぁ🤔
って感じましたね。
結構使えるネタだと思うんですよね。
もっともっと膨らますことが
できるような気がしました。