『手紙は憶えている』の韓国リメイクで、まさかのバディものへの変更!? と楽しみに見ていたがめちゃくちゃ反日映画であった。まあ当然かなあという気もしている。(元映画の反戦の意識を考えるならば、韓国での矛先は当然日本に向けられるわけで)
バディものというにはおじいさんと青年の関係性がちょっと寂しいところもあるのだが、ラストまでたいへんよくできていた。
韓国映画のフィクションの暴力はとかくしんどくて辛いのだが、今回は青年がその辛さを分かちあってくれる存在のようにいたので見やすかった。親子ほど近くはなくで、知り合いというほど遠くもなく、友達というには分かりあってはいない二人がよかったです。