トラベルライターとして世界中を旅しながらその土地の男と一過性の恋愛をしていく女性がある時たどり着いたバルセロナ。
偶然に導かれた恋。
惹かれるほどいい男。
でも、傷つきたくないからまた今度も・・・
ジュリアにも色々な過去のトラウマがあって今のかたちの恋愛スタイルになったのだけど、ずっと死ぬまでそれでいいわけない。
こういう無理やりかキッカケが必要だっただろうし、どこかでジュリアもこんな運命を求めてたに違いない。
ポジティブでバルセロナの太陽のような明るいパウが、ジュリアが抱えていた心の影をぐいぐい照らしていって価値観を徐々に変えていく様子がテンポ良くて心地よかったな。
ショートだけど、心地よいラブストーリー。
幸せな気持ちにさせられました。