去年の「最後の決闘裁判」から早くも最新作のリドリー・スコット。
ガガ様を主演に迎え、豪華キャストでグッチ一族の再起と破滅を描く。
最近の大作映画、余裕で150分超えの上映時間が多く、今作は159分。
さすがに長い。
それでも意外にテンポは早い。
アダム・ドライバーはもう最初から良い❗
冒頭カフェから自転車に乗っている姿だけでフェロモンあるなー、、、
ホントに何モンだよ。
グッチ一族をかき乱す女であり、グッチの妻をレディー・ガガが演じていますが、この映画を引っ張る存在として完璧でした。
貫禄もあり、感情が入った演技で、今度のアカデミー賞でも主演女優賞ノミネートは確実でしょう。
ジャレッド・レトーは少しやり過ぎかな、、、
グッチ一族の仲間入りをし、どんどん欲深さと実権を持つ妻と、妻への愛に冷めていく夫。
周りを消していき、全てを手に入れようとした結果の悲しい結末を悲壮感ではなく、違った方向性で描いたのは正に映画的。
正直、「最後の決闘裁判」の方が好きですし、面白いと感じました。
でもこの短いスパンでこういう映画を撮ってしまうことが凄いです、、、
