ピロシキ

ハウス・オブ・グッチのピロシキのレビュー・感想・評価

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)
3.1
おそらく今年を代表するであろう「ザ・凡作」。それぐらいの感想しかマジで出てこない。なんとか頭を捻って出てきたワードは「凡・ディス・ウェイ」であった。見逃してほしい。そんなわけでレディー・ガガは頑張ってた。ジャレッド・レトーはどこのどいつかわからないほどの変身ぶりだったが、その努力に、必然性が見当たらない。つまり、やる意味がわからない。

「パトリツィアちゃん、グッチさんたち引っ掻き回してブタ箱に入るようなとんでもない女でしたよ」で終わり。実際そうだったのだから、そうなるより他ないよね、と言わんばかりの勢いである。たしかに、出所したリアルパトリツィアとその家族をキレさせるのには、これでじゅうぶんであろう。リドリー・スコット、御年84にして手がけたこの一作に込めたる真意は、何なのか。つまり、やる意味がわからない。
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