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バズ・ライトイヤーのliamのレビュー・感想・評価

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)
3.4

監督は「ファインディング・ドリー」のアンガス・マクレーン。声の出演は「ドント・ルック・アップ」のクリス・エヴァンス、「アリス」のキキ・パーマー、「アーロと少年」のピーター・ソーン、「フリー・ガイ」のタイカ・ワイティティなど。

スペース・レンジャーのバズ・ライトイヤーは責任感も強く有能だったが、あるとき自分の能力を過信したことから、危険な惑星に不時着する羽目になる。1,200人の乗組員たちを全員地球に帰還させるため、彼は相棒である猫型の友だちロボット「ソックス」と共に超高速のハイパー航行に挑む。そしてたどり着いた62年7か月と5日後の世界で、バズは新たな仲間となるイジーらと出会う。

コメディ要素も多く話も簡単なので、大人も子供も楽しめる作品になっている。

今作で元々の設定と大きく変わっているのは、ザーグの正体がバズの父親ではなく自分自身だった所だ。SFではよくある設定だが、そこの違いは印象的だった。
エンドクレジットの後に、今後を期待させるようなシーンが挿入されていたため、そこのところは今後展開があるかもしれない。

ただ正直に言って個人的にはあまりハマらなかった。トイ・ストーリーのスピンオフとして何故この作品を作ったのか疑問に残る。
ポリコレを意識したシーンも取り入れていたが、そこも無理矢理入れているように見えて必要性が感じられなかった。

今作は自分の過去を肯定してあげようとか、自分だけの考えで動くのではなく、柔軟な考え方を持とうみたいなところがテーマかなと思ったが、あまり心に響かなかった。

個人的にはあまりハマらなかった映画。
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