米国が超法規的にグアンタナモ収容所に収監された主人公とその開放を求めた弁護士の話。実話。
話の内容はうっすら当時の報道で聞いたような気もするけど、やはり映像として見ると、中々つらい。
ジョディ・フォスターがとにかくかっこいい。
ところどころ変な撮り方してるのも面白い。首の後ろからとったり、荷物検査に入れたり、わざわざ立体駐車場をくるくる登ってるところで電話したりと。
ネジが外れているラムズフェルドとか、残念なブッシュとか、意外と日和見で不作為のオバマとか、の犠牲という気もするし、もう少し複雑な気もするし。
リリースしたらテロリストになるかも、という不安も想像できなくはない。
一方で生涯その記憶に苛まれてしまうようなひどい陵辱を受けた人が、それでも生きるのを諦めないでいられるならば、やはり宗教は一定の役に立つんだろうと思ったり。