このレビューはネタバレを含みます
TVアニメ総集編＋母親関連のエピソード追加
話の内容は原作者の久米田さんが好きなら楽しく見れると思う
ただ、アニメを見た人にとってはほとんど新規性が無く（総集編なので仕方なくはありますが）
かといって新規の人がこの作品だけ見て話がわかるかというと
そもそも大きな物語の流れがあるわけではなく（あるにはある）、単発短編を重ねて回収していくタイプのつくりなので、総集編にすると旨味が薄れてしまうな…といった印象
（マンガは読めていないので原作は分かりませんが）
TV版だと主に10歳視点の娘との話の中にところどころ18歳視点を挟むことで、どう繋がっていくんだろう？といった少しカラクリめいたつくりになっているのですが、映画でまとめて見せるとなるとこの構造を使うことが難しいため、あまり機能していない印象でもったいなく感じた
唯一「おっ！」と思ったのは最後の姫の台詞ですね
言葉遊びの伏線回収、久米田って感じで良かったです
