Naoyuki

ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODYのNaoyukiのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「ボヘミアン・ラプソディ」と同じ脚本家ということで、期待したけれど、残念ながら同様の感動は得られなかった。
期待しすぎましたか(期待させられすぎましたか)。

序盤のチャンスを掴むライブの歌は圧巻だった。
同様に、絶頂期までの歌唱の再現も素晴らしく、感動につぐ感動だった。

ホイットニーが低迷してくシーンも、歌唱が衰えていく感じがよく表現されていた。ここはなかなかすごいと思った。
ただ、この低迷期がダラダラと間延びしてしまった感があり、結構つらい。
「ボヘミアン・ラプソディ」でも同様の傾向があったのだが、最後のライブシーンで全部をひっくり返すほどの凄さがあった。

残念ながら、本作にはそれが無く、ラストの若干の盛り上がりを見せるも、中途半端に終わった印象は拭えない。

これがホイットニー・ヒューストンの生涯なのだと言われればそうなのかもしれないが、映画として、物足りなさとまとまりの無さを感じてしまった。
惜しい。
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