たかちゃん

国境の南のたかちゃんのレビュー・感想・評価

国境の南(1941年製作の映画)
3.7
ミッチェル・ライゼンは、作家性は乏しいが、優れた脚本に恵まれて、それなりの水準の作品にしている。悪人のボワイエをナレーションに話が進む。ボワイエは好きになれない人物だが、ラストで人間性を見せるので、ハッピーエンドを受け入れることができる。生徒たちが揃って悪ガキばかりなのも楽しい。審査官、ボワイエの相方、どれも邪悪な人柄だが、ラストで善意を見せるのがニクイ。
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