いーだけん

アウシュヴィッツ・レポートのいーだけんのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

史実を映像化しているんだろうな、という派手さのない等身大の内容でした。収容所の生活について詳しくなかったため勉強になりました。
個人的にはラストのアウシュビッツの現状を世界に伝えようとするシーンにもっとボリュームがあっても、社会派な良い映画になりそうだと感じました。
エンドロールのドイツあたりの移民や性的少数者へのヘイトスピーチは、正直蛇足ではないかと感じました。「ナチスドイツと同じ構造が現在にも存在している!」というメッセージだと言うことは伝わりましたが、映画本編において差別構造などについて全く描かれていなかったので、浮いていると思ってしまいました。(こういった差別により敏感な地域ではクリティカルに受け止められるのでしょうか?)
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