これは重い。
ありがちな御涙頂戴ものでもない。
ホロコーストにノルウェーがここまで加担していたことを知らなかった。
絶滅収容所という字幕が物語る歴史。
ノルウェー国内での収容所と、、ドナウ号で運ばれるアウシュビッツ。
リトアニアからノルウェーに亡命しノルウェーで暮らしていたブラウデ家に起きた悲劇の実話を元に描かれた作品。
セリフの中に度々登場するがノルウェーの人々が嫌うユダヤ人。
そんな素地があったからこれだけの惨事になったのか?
ノルウェーに限らずヨーロッパでは迫害され続けた流浪の民。
鑑賞しながら、、
ドイツに侵攻されたノルウェーと中立国を貫いたスウェーデンについて考えさせられた。