ナッツ

アフリカン・カンフー・ナチスのナッツのレビュー・感想・評価

3.0
アマプラに出たての頃に、そのタイトルのあまりの香ばしさにそそられて視聴しました。
アフリカンでカンフーでナチスですよ。
何その闇鍋感。

タイトル通り話もぶっとんでまして、アフリカに亡命したアドルフ・ヒトラーと東條英機が手を組んで地元民を操って再び力を得ようとするも、一人のカンフー青年によって陰謀を阻止されるとかいう話でした。
けっこう寄せていった東條英機に爆笑して、全く寄せる気のないアドルフ・ヒトラーにさらなる爆笑。被せるようにシュールを通り越して悪ノリとも言えるような怒涛の小ネタラッシュ。
いやほんますごいよこれ。
アフリカンの陽キャたちがカンフー衣装で真面目にカンフーやるだけでなんでこんなにおもろいの?

正直どこまでふざけて、どこまで真面目かわからない作りやったんですが、
制作サイドのいいんですこれがやりたいんです感はビンビンに伝わってきて、終始笑顔で観れました。
紛れもないB級、いやC級ぐらいに位置するかもしれない作品なんですが、なんと続編が作られるとのこと。
その続編に向けてクラファンしてたみたいなんですが、意外と集まってたみたいで世の中もの好きもいるもんだなーと当時は感じたものです。
で、気づいたら支援ボタンポチってました。
ヒトラーの魔術なのか、深夜テンションなのか、なんか応援したくなったんですね。
その程度には僕はこの作品が好きです。
リターンがクレジットに名前を載せてくれるとのことなので、完成が待ち遠しいです。
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