実はヒトラーは死んでおらず東條も逃げてきた世界線。二人はガーナに亡命し、血染めの党旗で現地民を洗脳し、第三帝国を築き上げる！
空手を教える東條、瓦風発泡スチロール、洗脳済み新国家国民ガーナアーリア人！
冒頭のナレーションの「ドイツ日本ガーナの三国は軍隊を組織した。ポンコツのイタリアは除外した」で、もう腹筋が80個くらいに割れるほど笑った。
なんでガーナ人の字幕は関西弁なんだよ！！！！！と、そこでゲラッゲラ笑ったところで、この映画はプロアマ問わずの吹替オーディションを開催していたと知り、物は試しということで吹替に切替えて爆死。
これ絶対吹替でみたほうが良いです、バカが500％マシマシになります。
ストーリーとしてはヒトラーに従えとか天皇陛下にみかじめ料払えとか無茶苦茶言うガーナアーリア人VSカンフー道場で影蛇拳をお勉強中のガーナ人、っていう単純話。昨今の少年ジャンプよりずっと少年ジャンプ。やっぱチートの強敵と闘うには師匠との特訓が必要だよね〜！
もうね、こう言うのでいいんだよ。場面転換BGMの「クンフー！クンフー！」という激アツ曲（？）もめちゃくちゃ良いし、ムキムキのガーナ男が学習発表会みたいなツヤッツヤの道着着てるのも良い。マッチョDJヒトラーも水木しげるが書いた眼鏡の丸い日本人みたいな空手家東條も最高。しかも東條、天皇陛下万歳言っておきながらやってることはヤクザなんだから堪らん。ゲーリングは吹替が最高。
「日本の空手は強すぎる！」が「日本のスマホは高すぎる！」と聞こえてしまうのも笑いとしてすごく良い塩梅である……
ゴジマイ、無名、と観て、次はオッペンハイマーを見ようと思っていたのに、まさかここにアフリカン・カンフー・ナチスが挟まってくるとはね………
しかし、どれだけ見進めても最初から最後までずっとガーナ人の関西弁がオモロイんだよな。まじでどうなってんだ？
デッケェ巫女の「あほんだらしばくで〜あほんだらしばくで〜」からの怒涛の関西ババアの如しマシンガン口数祈祷で笑い止まらなくなる。勘弁して欲しい。
ポスカみたいなインクの達人、ひょろひょろの生死の習字、クソ雑行司！しかしアクションは本物！彼らのポテンシャルは底が知れない！攻撃も受け身も完璧、全員、プロだ！
デッケェカギ十字を踏絵にしながら闘うフィールドは薬酒アドンコがスポンサーだそうで。
もう敵も味方もキャラが濃い濃い…………ゲロの濃度も濃い濃い…………最後もうチャカ使うんかい…………
面白すぎて既にとんでもねえ文字数になっていましたが、これでもまだ実況ではありません。まとめです。あくまでまとめ感想です。
何も考えずに見たら良い。こんなオモロイもの、出逢わない人生はもったいないもの。
是非シーズン2の製作を頑張ってもらいたい。絶対に見ますよ、あたしゃ。
