ガリ

キラー・セラピーのガリのレビュー・感想・評価

キラー・セラピー(2019年製作の映画)
1.1

絶対的に脚本が良くない。

夫婦はまだ幼い息子がいて、
そして孤児の小さな妹を家族に受け入れた。

お兄ちゃんがちょっと普通じゃなくて、
2人目産むのがこわいし、普通の無垢な子供がほしかったのだろう。

その意図を汲んでしまったか、兄は妹を受け入れない。ヒドイ事を言うし、ヒドイ事をする。
苛立ちもあるせいか同じ学校の子を殺してしまう。。
カウンセラーの言いつけを守った事で
好きな子の彼氏に追い詰められ、更に人を殺す。
兄は双極性障害とされ、病院に何年も入れられた。

病院から出てきた兄は全ての感情や衝動を抑えるように言い続けられていた。

しかし、やはりむかつく事ばかり。
あれもむかつく、これもむかつく、
思い通りいかんのはあいつのせい、
俺がこんな人生になったんはあいつのせい、お父さんに愛されなかったのは妹のせい。
もう双極性障害とかより強迫性障害ですよね。

なんか、常にとまでいかんけど、
随所随所でキャラがグラつくんですよね。作品に安定感がない。

なんか噛み合わない気持ち悪さ。

映画つくりむいてないんじゃないかな?

兄貴の猟奇生の見せ方もダサかったし、
なんだこのラスト、、
ラストなんだからちゃんとしよ!

サイコパスだから殺すと言うより感情がコントロールできないから殺す。
感情コントロールできないのを見せたいのか?医者の怠慢を見せたいのか?
養子縁組に文句があるのか。父親を批判したいのか。

観にくかったです。
カウンセリングや投薬治療必要でしょ。
なんか病院に閉じ込めて終わりな感じだけども、投薬治療をしましょー!!

医者の自己満はよくないよ。そりゃ兄ちゃん怒る。
ガリ

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