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地獄の花園のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

地獄の花園(2021年製作の映画)
4.0
花園のようにも見える華やかなOLたちの職場。そこでは実は地獄のような派閥争いが行われている……。 「狂犬」と呼ばれる佐竹紫織(川栄李奈)と「悪魔」と呼ばれる安藤朱里(菜々緒)と「大怪獣」と呼ばれる神田悦子(大島美幸)の間で覇権争いが起こり、安藤朱里が勝利した。
素敵なOLライフを夢見る普通のOL・直子(永野芽郁)の職場にカリスマヤンキーOL・蘭(広瀬アリス)が中途採用され安藤朱里に勝って覇権を獲ったことをきっかけに、全国のOL達から直子の会社は狙われることに。
地上最強OLの座をかけた戦国時代の幕があがる中、果たして直子は素敵なOLライフを掴み取れるのか! ?
バカリズム脚本によりヤンキーアクションとOLドラマが、禁断の融合。
ストーリー全体が、喧嘩が強い奴はだいたい狂犬とか悪魔と呼ばれるなどヤンキー漫画のあるあるを散りばめるヤンキー漫画のパロディになっているけど、中盤で直子の正体が判明してヤンキー漫画の設定をひねった展開になるユニークさとヤンキー同士の喧嘩以外では普通のOLのようなユルいOLトークを繰り広げるユルいOLのガールズドラマの緩急のメリハリ、永野芽郁や広瀬アリスや川栄李奈や菜々緒らが体当たりで挑んだ喧嘩アクション、ユニークなヤンキーアクションコメディに仕上がっているが、オチがバカリズムの欠点が出ているのが個人的に気に入らない。
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