阪本嘉一好子

Bronx Obama(原題)の阪本嘉一好子のレビュー・感想・評価

Bronx Obama(原題)(2014年製作の映画)
3.9
そっくりさんがコメディーをすると言うことで、前オバマ大統領にそっくりなブロンクス出身の男性がスタンダップコメディアンになり、ミットロムニーのそっくりさんとと討論したり、そこに前クリントン大統領のそっくりさんとと三人で巡業に出ると言うドキュメンタリー映画。
この主役、ルイス オリッツ(Louis Ortiz)はシングルファーザーで失業して、失業保険を
もらっているとき、このオバマに似ていると言われ、物真似に入ったようだ。

彼のマネージャーは彼に古い自己を捨てて、2012年の選挙日までに、ルイスは大統領と同じくらい大きくなるようにと。でも、彼はここで本当の自己を探し、これは自分ではないと感じてしまう。

外見や話し方を真似て、オバマに似ているように見せかけても、心の中は自分だから、モノマネ業で大成するのは難しい。それに、ルイスの場合は、政治的な話題でオバマ大統領の真似をするのが難しかったようだ。外見は変えられても中身は?