久々の阪元裕吾監督作品。
これで5作目。
結論から言うと、ハマらなかった訳ではないが、今までで1番微妙だった。
前半はまあまあ好き。
アクションはないけど、笑える所が結構あって普通に笑ってしまった。
特に組長?ボス?真島役の人が“ちっちゃい吉田鋼太郎”に見えて、それがツボった。
もう1人、西森役の般若。
ずっとひとりで喋ってるけど、聞き取れない所が多すぎて逆に面白かった。
で、後半。
殺し屋が一斉に集結する流れはテンション上がったけど、結果、多すぎる。
見せ場が散らかってしまって、どれも中途半端に見えてしまった。
1つ1つのアクションは見応えあるし素晴らしいけど、もっとヒーローを見やすく、分かり易く、カッコよく描いて欲しかったと正直思った。
あと、これが全てかも知れないけど、ヒロインが弱い。普通。
もっと演技上手いか、かわいいか、個性的なキャラならまだ見れたが、ド普通。
もしかしたら、キム・ギドク同様、阪元監督にも変態的な要素を期待をしてしまっていたのかも。
阪元監督作にしては、正統派過ぎた。
やっぱり重症や。