このレビューはネタバレを含みます
有名すぎるテーマ曲だけは知ってて、
映画は初めて観た。
まるで純文学を読んだ後のような感じ…。
あらすじを言葉にするとなんでこんなに
心に残るのかうまく言葉にできないけど、
時代背景、役者の表情、音楽全てで
鑑賞後にずっしりとした感情が残る。
狂気の中で生き抜くには自分も狂うしかない。
恋でも愛でも友情でもない、
敬愛とか忠誠とか奉公とか敵愾心とか、
同情とか敵情とか現代社会では持ち得ない
感情を彼らは持っているんだと思った。
生きている時代が違いすぎて彼らの感情は
完璧に理解はできないけど、
坂本龍一の気品とか、デヴィッド・ボウイのカリスマとか、ビートたけしの怪演が非常に心に残った。
Merry Christmas, Mr. Lawrence.