なんだこれと驚くしかない
かなり歪なバランスで作られた戦争映画
なぜこんなところでこんな編集を?なぜここでこんな音楽が?といちいち戸惑わされる
その歪こそがテーマと繋がるある意味ではウェルメイドとも…
・いつか観てみたいと思っていた、映画館で観れてよかった
・デヴィッド・ボウイがミスターロレンスだと思っていたのでビックリした
・戦闘シーンがない戦争映画という情報だけ入れていたのでどういう方向性なん…
このレビューはネタバレを含みます
家でも観たし映画館でも観たけど映画館のほうが途中ダレずに楽しめた。
坂本龍一とボウイが拝めるだけで最高だけど、最後のビートたけしの顔に毎回涙が出る。
戦争映画としても最高の作品。
一番好きなシーンは…
図らずも、『ラビリンス/魔王の迷宮』に続きデヴィッド・ボウイ2連チャン。
『愛のコリーダ』で衝撃を受け、大島渚なんかスゲェ…!と一気に心を奪われたので、もひとつ有名どころをチェック。やはり生々しい…
大島渚作品初鑑賞。引越し作業の帰りに。
タイトル中の"メリークリスマス"の文字と『戦時中の日本軍と俘虜の友情を描く──』とのあらすじを見て、自分の中の大島監督像とはどうも結びつかなかったが鑑賞して…
これほど魂を震わされる作品は他にない。
武士の心、戦争を描いているだけに、扇情的な内容になっており、心の底から滾るものがあった。
しかし、ハラ軍曹とローレンス、ヨノイとセリアズのそれぞれの関係には…
正しさ
男性だらけ、かつ他業種の表現者が集う作品。
大島渚作品が国立機関に収められるとのことなので、4K版を劇場で。
学生の頃、印象的だったシーンの数々も、歳を重ねてみると少し違う捉え方になってた…
©大島渚プロダクション