えにし

茲山魚譜 チャサンオボのえにしのレビュー・感想・評価

茲山魚譜 チャサンオボ(2019年製作の映画)
4.0
ジャケの雰囲気から重厚な歴史モノを想定していたんだけど、その実お魚図鑑を作ろうとする師弟の絆を描いたコッテコテの話だった。まあ歴史モノなのは間違ってなかったけど。あ〜なるほど最初はいがみ合ってたふたりがだんだん認め合っていくやつね〜、途中で絆に亀裂が入って、でもやっぱり最終的には先生は間違ってなかったんや!エンドなのね〜!と、なにしろコッテコテなので展開はかなり読めるんだが、いつの間にかラスト手前のシーンでギャン泣きしてて自分に引いた。たぶんラストシークエンスを観ている間だけ「観たらわかる、絶対泣くやつやん!」と宮川大輔が俺の体に憑依してたんだと思う。モノクロの理由がラストのあれのためにあるというのならそこまで必然性はないと思うけど、まあ話が王道で面白いから別にいっか!となった。餅は餅屋、エイのことはエイに聞け。
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