GAMAKO

マスター 先生が来る!のGAMAKOのレビュー・感想・評価

マスター 先生が来る!(2021年製作の映画)
3.7
特徴_________________

マスターおったらそこはもう安全やぁ映画
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大将ヴィジャイ様がついに全国へ!
スペースボックス様の仕事っぷり素晴らしいです!ありがとうございます!
さらには本作、
悪役にタミル民の宝ヴィジャイ・セードゥパティ様を起用した、
タミル人がうっかり昇天しちゃう娯楽作品。
もう映画館いくしかないだろ!ルンギールンギー

さすがのヴィジャイパワーで、
盛り上がりっぱなしの3時間でした。

正直いうと思ってた話とは全然違ったし、
結末ももっと平和な感じかと思ったけど、
マスター全然容赦ない………。
まずそもそもヒロインが鬼畜で、
勝手にヤバイ場所へマスターを送り込んだ割に当たりキツいし、
マスターが強いから事なきを得ているけど、
普通に死んでたら全部お前のせいやぞ!!?って胸ぐらつかんでガタガタやりそうでした笑

ですが本作の一番面白い部分は、
マスターがちょっと問題アリなアル中嘘つきこそく人間で、
お世辞でもいい先生とはいえない所。
要は、常に一般的な善が問題を解決できる訳ではなく、
悪だからこそ解決できる問題もあるんじゃないかなっていう視点で描かれているんです。
その切り口はなかなか新鮮ではないでしょうか?

悪いことに手を染める1回目には必ずやむを得ない事情があって、
でもだからといって、それを繰り返してただのモンスターになったらダメですよー。
という警告も内包しているかな。巧妙だなぁ。と、観賞後に脳内整理していてやっと追い付きました。

この時期だからこそだけど、
アーチェリーのシーンで「んん。」てなって、
お盆絡みで「ナートゥ始まっちゃうんじゃない!?」と思ったのは私だけではないよね……?
GAMAKO

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