作品としては非常に良い出来だった。
鑑賞が3D版だったので、普通で見たら良かったと思った。
中身はボリューミーかつ、歯切れの良い展開。
異常成長したジャングルのシーンは、ありきたりな有象無象と、予告で垣間見ていたのであっさり気味。
前作からのメインキャラの戦闘シーンを重んじていた点。後半のアクアマンvsブラックマンタのトライデント肉弾戦は非常に良かった。
魔法や特殊能力の混在しない、純粋なバトル加減が良い。
ただ、どうしても「物語の起伏」や「ストーリーのセオリーさ」みたいなものが差別化出来てたのかな、どうだろ。
基本は海中戦。他ジャンルの戦闘に比べて自由度は約束されていたけど、スピード感以外は並な気がする。まぁそこは海の王者なので苦戦もクソもないのかな。
ブラックマンタが獲得した古代兵器の数々はやや想像力に欠ける。
作品自体の完成度から、気になった点を引き算してこんな感じ。
もう少しワイルドで悪漢無頼な破天荒キングを全面に欲しかった。
