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アクアマン/失われた王国のtetsu0615のネタバレレビュー・内容・結末

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

やっぱり面白いもんは面白い!と素直に感じました。

アクアマンの記憶はかなりフワフワしておりますが、前半から楽しいノリなアーサーと真面目なオームのやり取りが楽しいし、アクアマンらしさとか能力を魅せる場面もあったりと全体的にヒーロー映画として押さえるべきところは押さえてるし、見てる間は全然何も考えずに愉しめた。

アクアマンの良さはジャスティスリーグの面々が絡めない空間、海の世界を舞台としており他作品とのリンクを気にしなくても良く、そのへんは上手いなと。

ただ、もう少しヒーロー映画としてキメというのかここがカッコイイ!と思わせるシークエンスや画面が欲しくなったし、音波砲に2回もやられるのはクドい気がしたし、超音波の生物を呼ぶシークエンスは良かったのだが、もう少し発揮してほしいかなと。

あとは昨今で語られるヒーロー映画疲れ。それを思わせる展開が多く見えたかなと。要するに見覚えのある展開が多いのだ。様々なヒーロー映画、ヒーローがいるし、中には似たような設定や展開が多く見られるのは仕方ない(そもそもマーベルとDCはそんなこと繰り返しながらキャラを増やしてきたようなもんだし)
今作で言うと、アーサーとオームのやり取りはソーとロキ、ダークワールドやラグナロクの時の感じに見えてしまったし、開国をするか否かというくだりやラストの演説はブラックパンサーだし(最後のオレはアクアマンだという宣言はアイアンマンをイジったものだろうが)、大きいバッタ?に襲われるのはアメコミ映画ではないが、センターオブジアースっぽいなと(あとあのサイズの虫はキモいねん)
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