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クライ・マッチョのliamのレビュー・感想・評価

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)
3.1

監督・主演は「リチャード・ジュエル」のクリント・イーストウッド。出演は「ローガン・ラッキー」のドワイト・ヨアカム、「ブルー・ミラクル」のフェルナンダ・ウレホラ、「バトル・オールナイト 武装集団の襲来」のオラシオ・ガルシア・ロハスなど。

ロデオ界の元スターのマイク・ミロ(クリント・イーストウッド)は、落馬事故をきっかけに家族とも別れ、今は競走馬の種付けの仕事をしながら一人で暮らしている。ある日、彼は元雇用主にメキシコにいる息子のラフォ(エドゥアルド・ミネット)を誘拐するよう頼まれ、単身メキシコに向かう。マイクは少年ラフォと出会い、二人でテキサスを目指すが、その道のりは困難なものだった。

イーストウッドに荒野という組み合わせで、もっと荒々しい内容を考えていたが、結構ほのぼのストーリーだった。

気になる点は、ストーリーや台詞がたまにおかしいなと思う所。特に台詞だが、喜怒哀楽がいきなりすぎてついていけない。特にラファのお母さんが発狂したところはよく分からなかった。笑

あと展開もそうはならんだろって所がある。あまりにも都合が良かったり、このシーンいるってところも多い。
お父さんが騙していた件とか、結局何も解決しないまま終わるがそんな事は気にしない作品なのかもしれない。

強さではなく違う側面を描いている様で、この歳になったイーストウッド監督だからこそ説得力があるのかもしれない。

90歳を超えて監督して役まで演じるなんて本当に凄い。これからも作品を撮り続けて欲しいと心から思う。

脚本、ストーリーがちょっと残念な映画。
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