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ビー・ジーズ 栄光の軌跡ののんchanのレビュー・感想・評価

ビー・ジーズ 栄光の軌跡(2020年製作の映画)
4.3
🎶💫THE BEE GEES💫🎶
スクリーンで観て聴けて良かった〜🤩🙌

『ステイン・アライブ』をディスコで踊っていたくせに、ビー・ジーズは名前だけで、お恥ずかしいことに兄弟グループだったとすら全く知らなかった😮💦


長男のバリー(ジャケの左)と3歳下の二卵性双生児のロビン(ジャケの右)とモーリス(ジャケ中央)は英国マン島に生まれた。父はダンスホールのドラマー、母は歌手だった。一家で音楽活動を行い、レコーディングをするためにオーストラリアに移住する。末っ子のアンディはティーンアイドルとしてソロ活動をしていたが、後に兄たちとは頻繁にコラボをすることがあった。

兄弟だからこその共鳴する響きが心地良くて鳥肌が立つほどに感動🥺声が楽器の一部のよう。
黒人ソウルグループに憧れていたのもあり、バリーは後にファルセット唱法を取り入れている。

兄弟がいくら上手くても、売り出すために必要な敏腕プロデューサー、サウンドエンジニアたちとの出会いがあってこそだろう。
脇を支えたメンバーやスタッフが語る一言一言。
そしてエリック・クラプトン、ノエル・ギャラガーの貴重な証言やクリス・マーティン、ジャスティン・ティンバーレーク等の敬愛するコメントを聞ける。


ギブ兄弟は他アーティストへの楽曲提供も精力的に行なっていて、ジョン・トラボルタ主演の『サタデー・ナイト・フィーバー』を担当することになり、映画キッカケでディスコサウンズが全世界に大流行した🎶🕺
しかし、その後アンチディスコの反対運動がかなり激しかったことも初めて知った。

バリーとロビンはよく衝突して、ロビンは途中一時抜け、解散危機もあったが、やはり兄弟、根底には愛があった。
しかし兄弟は、バリー(現在76歳)だけが存命で、ロビン(62歳没)モーリス(53歳没)、アンディ(30歳没)はもうこの世にいない。なんて寂しく残念だろう😢

往年のバリーが野外LIVEで歌う『ステイン・アライブ』で、大勢のスタッフたちが全員で合わせた振りで踊るのがワクワクし、一緒に参加したかった🕺✨👏


しみじみと懐かしさに浸り、久しぶりに観た音楽ドキュメンタリーは心が弾けました♬✨
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