小さな頃に姉と一緒に映画館で見た「小さな恋のメロディ」でそのメロウな世界にはまり、海外アーティストとして最初に認識したグループだったビージーズ。
それからもラジオから流れる「マサテューセッツ」などのヒットからやがて足繁く通うことになるディスコでの楽曲の数々で今も記憶に刻まれている。
しかしこの映画を見て本当のモンスターバンドだったと事を改めて認識した。
つい最近も「ブレット トレイン」のサントラで気分をあげてもらったばかりだし。
この時代多くのミュージシャンが陥ったドラッグ過多、兄弟バンドお決まりの喧嘩別れ、時代の波から外れていくサイクルなど様々なトラブルを乗り越えて存続してきた(今は長兄のバリーだけになってしまったが)事は本当にスゴイ。
今もSpotifyで流しながらレビューを書いているけど、いろいろなシーンが蘇るわ。
ビージーズを映像で見る度に思ってたけど、バリーはいつも日に焼けた80年台のサーファーみたいなファッションに身を包んでいる。
まあR&Bのコーラスグループの正装といえばそうなんだけど、流行には左右されず、己の美学を貫き通す頑固なとこらが長く愛される音楽を続けられる秘訣なのかなとか思ったりした。