全編に散りばめられた神経症的な金属パーカッション?と不安を煽りまくる打ち込みのキックの音がサスペリアを彷彿とさせ、ゾクゾクが止まらない…
サスペリアばイタリアンプログレッシブ界のホラー担当バンド、ゴブリンがその実力を発揮して
恐怖感を上げまくってくれたけど、今作は誰が音楽を付けたのかは不明のまま。
だってイマイチなんだもん。
ホラーとしては思わず目を覆いたくなるような恐怖を感じず、アルジェンド監督の美学もよく分からず、サスペンスとしてはあまりにも捻りのないあっけないストーリー。
ヒロインの視力を失っても強く生きようとする姿勢に訴えるヒューマンドラマとしては無理がありすぎだし、僕にはこの作品の魅力がよくわかりませんでした。
サントラが良かっただけに残念。