GWは大好きな黒木華さんの映画が2つ上映されるのでまずはこちらから。
日本の田舎町の封建的かつ閉鎖的なネガティブなな側面と金と権力が絡むとまあろくなことにはならないよね。
それを薪能の世界観から見つめた意味深い作品だった。
随分前のことになるけどあるパントマイマーの方が能面をつけてパフォーマンスをするのを観たことがある。動かないはずの面の表情がはっきりと喜怒哀楽を刻むのを観て凄く感動したことがある。
好転したはずの人生がフリーフォールのように落ちて行く。
この世は泡沫の夢なのか。
所詮諸行無常なのか。
いろんなことを感じさせられた。
僕が見る夢で起きた時に覚えているのは殆どが悪い夢だ。
夢でよかったと、ホッとできるのが幸せということなのか、たまには良い夢を見てもいいのにとも思う。