このレビューはネタバレを含みます
世界観としては100点だし、音楽も良い!
ティモシーシャラメはご尊顔という感じだ
ただ、俺の思っていたウィリーウォンカは皮肉屋で、ロマン溢れるビジュアルの裏にある資本主義や欲望(キリスト教でいう大罪)への嘲笑のような、すごくイギリス文学っぽいキャラクターだった。。。
今作は、まぁアメリカっぽいというか、ハッピー野郎だな。と。
ウォンカの人格形成への描写がとても甘くて、「歯医者の厳格な父の元で育った」というチャーリーとチョコレート工場を超えるような生い立ちも描かれず。
まぁでもあれかも、シニカルさはちょこちょこあったかもね。葬式の棺桶に腰掛けてるヤツいたり。
とはいえ、チョコレートの金券、チョコの海、工場にもあったようなお菓子の数々、ウンパルンパなどギミックが散りばめられていたのは心くすぐられた〜とはいえ結局ビジュアル的な部分しか楽しみが得られなかったのが苦しいところ。