「チャーリーとチョコレート工場」に登場した工場長ウィリー・ウォンカの始まりの物語を描くファンタジーアドベンチャーは、「すべては夢見ることから始まる」という劇中の台詞が表すように、仲間と共に夢に向かっていくウォンカの姿に胸熱になります。
純粋な心と煌めくイマジネーションを持ち、人々を幸せにする「魔法のチョコレート」を作り出すチョコ職人のウィリー・ウォンカは、亡き母と約束した世界一のチョコレート店を開くという夢を叶える為、一流のチョコ職人が集まるチョコレートの町へやって来る。
ウォンカのチョコレートは瞬く間に評判となるが、町を牛耳る「チョコレート組合」からは、その才能を妬まれ目をつけられてしまう。
更に或る因縁からウォンカを付け狙うウンパルンパというオレンジ色の小さな紳士も現れ、事態は益々面倒なことになっていく。
それでもウォンカは、町にチョコレート店を開く為に仲間と共に奮闘する。
「パディントン」シリーズのクリエイターらが手掛けた本作はミュージカル要素を拡張させ活写していて、先日初来日したティモシー・シャラメが遺憾無くミュージカルシーンで歌や踊りに、その才能を発揮している。
果たしてウォンカは、母との約束を成し遂げることが出来るのか？
