近藤りょうや

ウォンカとチョコレート工場のはじまりの近藤りょうやのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

期待を大幅に超える傑作でした!

2023年で1番、キャラメルポップコーンが美味しい映画。🍿


ティモシー・シャラメのビジュは言うまでもないです。あまりにも綺麗すぎる…

ティム・バートン監督のチャーリーとチョコレート工場が強烈な印象で、ジョニー・デップのウォンカのイメージが強く残っていたからこそ、ティモシーのビジュが逆に邪魔になってしまうのでは…?みたいな勝手な心配をしていたんですけど、今回のウォンカはどこまでもひたすらにいいやつ。最高でした😆

全編通してミュージカル調で進んでいくのも個人的には華やかで大好きでしたし、俳優さん一人一人の演技が個性全開で楽しかった。。。笑笑


いじわる詐欺夫婦の営む宿屋に囚われている、自分の親、ルーツが気になっているヌードルと、母親を病気で亡くしながらも、どこでまた会いに来てくれるんじゃないかと期待するウォンカとの関係性もすごくいいし、ウォンカとお母さんの回想シーンなんかは、子供の頃の純粋な気持ちを思い出して涙してしまう…

最後のシーンも、とてつもなく感動しました。お母さんが教えてくれたのは、チョコの味だけじゃなく、それ以上に、美味しいチョコを誰かと分け合って食べる幸せの尊さ…いい話すぎる!!

ヒュー・グラントのウンパルンパも笑えるキャラクターで楽しめました!

ティム・バートン版オマージュも多々あり、チャーリーとチョコレート工場の偉大さと、今回の映画の素晴らしさと、両方感じられる、最高の映画でした!メリークリスマス🎄


ワーナーブラザーズ配給だからなおさら、チョコを賄賂に見立てて、チョコカルテルを作ってる大手チョコブランドのお偉いさん達は、どことなく、色んな配給会社を買収して独占化を企む、現実のあの企業🐭にも思えたり。笑笑

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