童顔の成人女性モデル3人が「12歳」と偽り、SNSにアカウントを作成し友達を募集。
そこで繰り広げられる、成人男性から児童への性的搾取を子供部屋に見立てたセットで10日間に及び撮影した
チェコ産の衝撃ドキュメンタリー。
撮影の際は弁護士・精神科医・警察官など立ち合いの元、万全の体制で撮影。
「12歳」と明記しているにも関わらず、アカウント作成からわずか5分で16人の男性から友達申請。
撮影期間中には、のべ2,458人もの成人男性から友達申請が…。
Skype上では早速卑猥な言葉を浴びせられたり、画像をバンバン送りつけられる始末！
（ゆえにこの作品はR+15指定なのですが）
中には子供と接する職業に従事している男性まで。
男の自分が観てても相当キツいし、
成人女性だってこんなことされたら精神崩壊レベルなんですが
これが中学生に入るくらいの子供たちに向けられているという現実。
この映画のオーディションに応募した23名の女優のうち、19名が幼少期に同様の被害を受けたことがあると告白。
これはチェコに限らず、ネット社会が普及している全世界の人々が直視すべき問題。
観るのは相当しんどいですが、
観てから議論を深めていかなければいけない作品。
「やっぱりネットって怖いね。気をつけよう。」で終わらせてはいけない、今年観たドキュメンタリー映画の中でもトップクラスの衝撃作。
